
ここ東京で、私たちと共に福音の働きに携わってくださっていることに、改めて心から感謝申し上げます。私たちは共に、「霊を一つにして堅く立ち、福音の信仰のために心を一つにしてともに戦って」います(ピリピ書1:27b)。
私たちがこの東京・丸の内エリアで、ビジネスパーソンたちの間に福音を届ける働きを考えて思索を始めたのは、今から7年前のことです。妻のアントニアと私は、日本での最初の7年間を丸の内の北端、大手町にあるグレース・シティ・チャーチのスタッフチームの一員として過ごしました。素晴らしい7年間の間に、他のスタッフが育ち、私たちの役割を引き継いでくれたことにより、2018年の春、私たちはそのチームを離れ、新たに丸の内のビジネスパーソンに特化した働きを始めることができました。
丸の内で働く人々をより深く理解するため、私は京都大学で博士課程を進め、丸の内のビジネスパーソンのマインドセットと、使徒パウロがローマ人への手紙第1章で記した人々のマインドセットとの関連性を研究しています。2018年には、東京丸の内パートナーシップ(TMP)の活動が具体化し始め、2019年には理事会、スタッフチーム、そして丸の内の現地事務所を設立しました。
それから7年が経ち、2025年春を迎え、TMPの活動は第一段階の終わりに近づいています。私の博士号も完成に近づき、TMPが展開する3つの主要なミニストリーも、次の段階で主がその恵みを通じてどのような働きをされるかを祈りつつ準備と計画を進めています。今年は、丸の内オフィスグループ(MOGs)は15グループ結成されており、それぞれのグループリーダーたちが集う初めての全体リーダー会議が開催されました。また、24年度の侍生たちが卒業し、25年度の侍生たちがサムライプロジェクツ(SPs)のトレーニングを開始しました。
これからの7年間を祈り、考え、計画する中で、私たちは憐みに満ちた主に感謝しつつ、多くの課題にも直面しています。それでもなお、主イエス・キリストの福音のために、ここ丸の内で共に働いてくださる皆さまに、心からの感謝をお伝えします。



