サムライプロジェクツの授業に参加して【2025年夏号ニュースレター】

田中真理

TMP総務 協力者
東伏見福音キリスト教会

東京丸の内パートナーシップの総務としての働き初めて3年目となります。毎週、サムライ生たちがオフィスに来訪する日は朝からわくわくします。若人の楽しそうな笑い声が響き渡ると、思わず笑みがこぼれます。ある日の休み時間、仙台から参加しているサムライ生に「授業はどうでしたか」と話しかけてみました。「今までで一番印象深い講義でした。私はこの授業を聞くためにここに来たと思えるほど、感動しました。」まさかそのような人生の特別な瞬間に居合わせたことを、神様に感謝せずにいられませんでした。

昨年、サムライプロジェクツの「キッズミニストリー」の講義を聴講する機会がありました。恥ずかしながら、授業前夜の眠りは浅かったことを思い出します。講師を務めてくださったオーストラリア出身のご夫妻(ラムジー・アダム&ヘイレン師)は、千葉にあるおゆみの教会で子供の働きを担われています。講義では、パペットや手作り教材などの創意工夫が紹介され、中心となる聖書のことば(特に、神様の性質について)を伝える重要性を知り、深く感銘を受けました。遠い異国から来て、日本の子供たちへ福音のメッセージを伝えておられる姿に、心から敬意を覚えました。特に印象に残ったのは、そのご夫妻を支える姉妹の働きです。彼女が試行錯誤しながら得た知恵や失敗談、困難を乗り越える姿勢は、多くの学びと励ましを与えてくれました。「楽しむこと」や「失敗を恐れないこと」の大切さ、「陥りがちな間違え」への警鐘など、今後に活かしていきたいと思います。

また、サムライ生たちがどのように授業に向き合い、課題をこなし、グループで連携している様子を垣間見ることができました。彼らの姿勢は私にとって刺激的で、新たな視点や気づきを与えてくれました。

サムライプロジェクツのディレクター(宮下牧人)は、ジェームズ師(ニュージーランドにある Trinity South Christchurch 牧師)の後任としてプロジェクツを率い、自ら講義を担当するなどの重責を担っています。彼のためにも益々祈りが積まれていきますように願います。昨年末には新しい事務スタッフ(大森美里)が加えられて、サムライチームは活力を増しているようで微笑ましい限りです。そして何より、サムライ生お一人ひとりのために祈ります。奉仕教会での働きや今後の宣教活動において、神様の豊かな祝福がありますように。いつも主が共にいてくださり、光に導かれて一歩、また一歩と歩みを続けられますように。

主は私の足のともしび 私の道の光である
詩篇119篇105節