リトリートについての証【2025年夏号ニュースレター】

花木優希
マスタードシードクリスチャン教会東京

こんにちは、優希です!。長い間、人生に希望がなかった僕は、仕事のために移住した屋久島で初めてイエス様の福音を聞き、クリスチャンとしてイエス様についていくことを決めました。その後、地元東京に戻ってからはMUSTARD SEED クリスチャン教会 東京で信仰の歩みを続け、その中で日本の全ての人にイエス様の希望の良い知らせを届けたいと思うようになり、2025年4月からサムライプロジェクツでの学びとMUSTARD SEED クリスチャン教会 東京でのインターンシップとしての働きを始めました!教会では賛美リードや英会話やディスカッションのイベントを通したミニストリーを行っています。

6月11日から14日まで、長野県にあるKaruizawa Retreat Center(KRC)に滞在しました!サムライ生は毎週の水曜日や木曜日午前中の授業がある(参加者の半分はオンライン)と共に、月に一度「All Together」という日があり、教室に全員が集まって授業を受けていますが、3泊4日という長い時間を共にこのメンバーで過ごすことは初めてでした。

リトリートの準備のための話し合いが何度か行われましたが、特に印象的だったことは「スマホをはじめとする電子機器から極力離れて、神様との時間、交わりの時間、休息にフォーカスしよう」と皆で決めたことです。厳格なルールとして定めるのではなく、あくまでも私たちが主体的にデジタルから遠ざかるということになり、地図や料理のレシピや楽譜をあらかじめ印刷して各々準備したり、カメラもアナログなものを持ってくるサムライ生がいたり…神様との時間にフォーカスするというそのルールを設けた当初の目的以上の楽しさがそこにはありました。

リトリートでは、3回の礼拝、賛美、料理、スポーツ、ゲーム、温泉、ハイキング、観光、祈り合いなど、充実した時間を過ごしました。僕は賛美の担当としてギターを弾き、あらかじめ想定よりも多めの曲数の楽譜を持参しました。しかし、嬉しいことに事前に用意した多めの曲数では足りないくらい、多くの場面で賛美をしました。料理を作っている時や礼拝の後の交わりの時間、ハイキングを終えて頂上で休んでいる時間など、常に私たちは楽器を鳴らし、神様の愛を賛美しました。普段はオンラインで授業を受けているサムライ生も多いので、エペソ5章19節にあるように「詩と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向かって心から賛美し歌」う時間を持つことができたこと、心から神様に感謝しています。

3回の礼拝では宮下牧人さんのメッセージから、サムライプロジェクツが大切にしている三つのこと、キリストに似た品性、キリストを知り主と信じる確信、イエスに仕える上で直面するさまざまな状況においてキリストの福音をふさわしく人に教える能力について、改めて自分たちの働きを見つめ直し、祈り、仲間たちと共有し、祈り合う時間を持ちました。全ての時間が励ましになりました。

困難もありました。それぞれが違うバックグラウンドを持ち、教会のスタイルや信仰の歩み具合や年齢も三者三様なので、短い時間とはいえ、共に生活をする中で互いに理解し合うことが難しい場面や意見が食い違ってしまう場面もありました。しかし、そういった場面を通しても聖霊様が働き、互いに罪を言い表し、互いのために祈ることができました。改めて、本来集まるはずのない全国各地に住んでいる私たちサムライ生全員が、キリスト・イエスにあって一つとされていることに感謝をしています。

互いに励まし合い、互いに支え合う、素晴らしい時間が与えられたことを感謝します。これからも私たちが互いに愛し合い、キリストにあって成長し、御霊の実が結ばれていくように、お祈りください。