吉見 望
Deloitteは、グローバルに事業展開する4大監査法人系のプロフェッショナルファームです。グローバルでは、Deloitte Christian Fellowship(DCF)というクリスチャンコミュニティが存在し、米国メンバーを中心に活発に活動しています。
日本では、5年ほど前まで、有志でランチ聖書勉強会を実施していました。しかし、COVID-19の影響で出社が制限されるようになってからは、オンラインで近況報告するようなカジュアルな交流を継続してきました。日常生活が制限される中でも、職場の兄弟姉妹と何気ない会話を交わす場が持てたことは心の支えとなりました。
昨年からは、出来るだけ対面で会いましょうとメンバーに声をかけ、月次で対面ランチフェローシップを再開し(オンラインも併用しています)、今年に入ってから、早朝バイブルスタディも開始しました。これらの活動は、4名のコアメンバーや事務局メンバーで運営方針などを祈りつつ決めていくことで、少しづつ形となってきたものです。
同じような境遇や仕事上の課題を抱えるメンバーと、聖書の御言葉を分かち合うことは本当に素晴らしいものです。毎月準備してくれるメンバーの奉仕には頭が上がりませんが、美しく、力強い聖書の御言葉に心を寄せあうことで、心が洗われるような、祝福された時間を過ごせることに感謝しています。
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。
ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。
コリント人への手紙 第一 6章20節
当初、職場にクリスチャンや聖書に興味があるメンバーがこんなに多くいるとは思っていませんでした。しかし、意外にも多くのクリスチャンが私たちの周りで働いていることに気づかされます。「隣人を愛せよ」という神様からのメッセージを、私たち自身が器となって、福音を必要としている一人でも多くの同僚に伝えることができればと願っています。