丸の内オフィスグループ【2025年春号ニュースレター】

佐藤貴之(54歳)は、三菱商事株式会社に24年間勤務して、数カ月前にサッポロビールに転職しました。主に丸の内で勤務し、バンコクとシカゴでの勤務経験もあります。彼は火曜日の昼食時に三菱関連の丸の内オフィスループをリードしています。

私は職場でのクリスチャンのPrayer groupが与えられるよう入社した2001年4月からずっと祈っていました。三菱商事に自分が来たのは偶然ではなく、神に遣わされたのであり、その場で主の働きが進むには自分の力や知恵によるものではなく、神の力、導きに信頼するしかありません。職場においても、祈りによって、主の臨在を改めて認識し、信仰によって踏み出すことを教えられます。
「わたしはいつも自分の前に主を見ていた。主は、私が動かされないように私の右におられたからである。それゆえ、私の心は楽しみ、私の舌は大いに喜んだ。さらに私の肉体も望みのなかに安らう。」(使徒2:25-26)
仕事上、物事がうまく進まなかったり、人間関係が難しく悩むことがありますが、主の臨在を祈りで感じる時に安らぎがあり、楽しみや喜びがあるというのは大きな励ましです。主の臨在を職場の仲間と集まることによって再認識し、力を得るのは大きな励ましとなりました。

毎月、丸の内近郊で働く方が3-6名程度集まり、順番でShort messageや証を行います。各自はその上で、教えられたこと、感じたことを分かち合います。時間はランチ時間の約45分程度です。証やShort messageは毎回大きな発見があります。それぞれの立場、状況、年代も異なるため、自分では普段気付かないことを他の兄弟姉妹が教えられていることを聞くことは励まし、チャレンジでもあり、更に祈らされます。

ある時、兄弟から負っている重荷に対して葛藤がありながらも、「たえず祈りなさい。主にあって喜んでいなさい」(1テサロニケ書5:16-17)と教えられているとの分かち合いがありました。苦難に出会った際に気分が暗くなり、喜ぶのが難しいです。そんななかでも同じ地域に与えられた兄弟姉妹が主に信頼することで喜ぶことができるというメッセージは主の力がその方を通して働いていると感じました。

職場は主と人に仕える場です。決して楽で容易なことではありません。時には試練に出会うこともあるでしょう。へブル人への手紙12:1(以下)のように私たちがぞれぞれ与えられた参加すべき競争を走り抜きたいと思いますし、そのために励まし合う場であればと思っています。

こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

へブル人への手紙12:1