
徳山浩明 小林玲穏 角井智明 ビュキャナン・アンドリュウ 宮下牧人
徳山浩明(2025年3月SPs卒業)
マスターシードクリスチャン教会(東京)
サムライ・プロジェクツに参加する以前、私はクリスチャンとして働きながら日々直面する葛藤の中で、信仰と実生活をどのように結びつけていくかが大きな課題でした。高校教師としての職務を通じて、生徒たちや保護者の方々、同僚との関わりの中で、自分の信仰に価値観や選択に挑戦される場面が何度もありました。その中で、クリスチャンが少ない環境で働く難しさを感じ、同じような立場にいる人々と支え合いたいという願いを持つようになりました。この思いが、サムライ・プロジェクツに参加する大きなきっかけとなりました。
プロジェクツの参加にあたり、私は牧師をはじめとした教会スタッフや兄弟姉妹たちに自分の思いや、このインターンシップを通してどのような働きをしていきたいかを共有しました。不安もありましたが、教会の多くの方々が祈りを通して支えてくださり、その支援が神様の大きな備えであると実感しました。今に至るまで、キリストにある教会の励ましの中でインターンとしての働きを進めることができていることを心から感謝しています。
特に心に残った経験の一つは、過去二回の宣教旅行で各地方にある地域教会の姿を直接見て、人々と関われたことです。普段東京でミニストリーに携わっている私にとって、他の地域の教会との接点は決して多くなく、そのような地で平日のイベントを企画、実施させてただき、日曜日にはともに主日礼拝にあずかった経験はとても貴重なことでした。
また、聖書釈義や、弁証学、組織神学などの授業を通して、みことばを深く学ぶことができていることにも感謝を感じています。特に、神学的な学びが個人的な信仰生活だけでなく、教会での働きにも直結することを体感し、自分の召命を改めて考えさせられています。
さらに、このプログラムを通して出会った仲間たちとのつながりも大きな恵みです。それぞれ異なる背景を持ちながらも、福音によって一つにされているという実感は、私にとってかけがえのないものです。
以上の経験を通して、私は信仰と実生活を結びつけることの重要性を改めて学びました。サムライ・プロジェクツを通じて与えられた学びと人とのつながりは、私の働きと信仰生活を新たな視点で強化してくれました。この歩みを通して、神様が私をどのように導き、また周りの人々にどのように働きかけてくださるのかを期待しつつ、今後もイエス様とともに歩んでいきたいと思います。このプログラムを支えてくださっているすべての方々に感謝しつ、主の栄光がさらに現されていくことを祈り求めています。


