2年間の恵みと感謝【2026年春夏号ニュースレター】

宣教旅行@蘭島(北海道の小樽の近くにある人口600人ほどの街)

川口 真琴

かもい聖書教会
(横浜)

約3年前、私は神さまと人にお仕えしたいとどのような道に進むことがみこころか祈る中で、主に日本と日本の教会を愛せない私の心に光をあてられました。もしかしたらみなさんの中にも教会というコミュニティーの中で育ちながらも、傷つき、時には人を傷つけて、苦い思いを持ったことがあるという方がおられるかもしれません。私はフルタイムで主の働きに出ていきたい思いと共に「教会が苦手な私は主の働き出ていくことはふさわしくない」と落ち込む思いや「神様はきっと私にこの道は与えてくれない」と諦める思いの中にいました。そのような葛藤の中で与えられたのがこの2年間のインターンという期間です。

「もしあなたが呼ばれるなら、私をあなたの働きに相応しい者へと変えてほしい」そう願い「日本の地域教会を知り、愛する心をください」という祈りとともにサムライプロジェクツに参加しました。そんな欠けだらけ、不恰好な私たちを愛し、選び、「互いに愛し合いなさい」と命じられた主は、諦めずに教会につながろうと、仕えたいと願う私たちを恵みと誇りに満ちた愛の目で見つめてくださっているように感じています。

そして主は私の小さな祈りを聞いてくださり、教会を愛する心を与え、その豊かさを教えてくださったことに感謝します。

北海道宣教旅行のキッズミニストリーにてメッセージ担当

教会インターンとして2年間のかもい聖書教会という世代も個性も様々なメンバーが集う地域教会に仕えることができたこと、一人一人の違いを愛し、彼らと共に歩む牧会者たちと教会でお仕えすることができたのは大きな恵みです。牧会者の心を近くで見、肌で感じ、ことばを聞きながら私にも牧会者としての心が育てられました。こんなにも安心して、なんでも話せる環境が与えられたのは、主のあわれみ以外の何でもありません。

実際の働きでは苦手だと感じることも、なんて苦しいフィールドに来てしまったのかと心の痛い時もあります。しかし、教会を愛し、愛される主の交わりに生かされること、神によってつくりかえられる人の生きた証を目撃できることは大きな喜びであり、励ましです。

左から右へ
川口真琴さんは、宮下ディレクターより修了証書を、熊久保トレーナーよりバトンを、ティエリ代表より花を授与された。

サムライプロジェクツを通して、働きの土台となる学びを提供していただけたことにも感謝しています。CBS(キリスト聖書神学校)の先生方の組織神学や宣教学の授業では神の偉大な計画とその中心にある福音に感動しました。聖書論や旧約聖書の学びではみことばの確かさを教えられました。『見せようイエスさまを』という本からの学びをした時には、子どもたちに福音を伝えることに焦点をあてつつ、まず自分が福音に生かされることの大切さを教えられ、福音が現れる、キリストの恵みに生きる者でありたいと思わされました。

説教演習やバイブルスタディ演習では聖書のことばと向き合い、聖書が立体的になる面白さや語る難しさを教えられました。そしてわかりやすく語ることが目的なのか?私はなぜ語るのか、何を語りたいのか。と自分の召しに改めて向き合う機会となりました。

共に学ぶ仲間たちからも多くを教えられました。それぞれ働きや置かれた環境は違いますが、お互いの働きや教会について、また時には簡単に人に分かち合うことのできない問題や課題について、離れているからこそ祈ってほしいと頼れる友が与えられたことに感謝しています。

サムライ卒業式にて

春からはさらにみことばに土台し、みことばに確信をもって主と人にお仕えする備えとして、新たな学びの場へ進みます(聖書神学舎)。サムライプロジェクツの醍醐味である現場を知ってから、さらなる神学の学びへと進むという恵みに預かれることをうれしく思っています。きっと数年後、この恵みをより知ることができるのだと思います。

最後に2年間私のインターンとしての働きと生活のために祈り、献金をもって支えてくださった東京丸の内パートナーシップとイギリス、アメリカ、オーストラリをはじめとする海外の教会の皆様、忍耐をもって私を受け入れてくれた教会のメンバー、友人の一人一人に、すべてを備え、満たしてくださった主に心から感謝します。

すべての栄光が主にありますように。