Samurai Projects 新学期スタート!【2022年夏号ニュースレター】

Samurai Projects ディレクター   ジェームズ・バリンジャー

私が初めてSamurai Projectsへ対面で参加したのは、皮肉にも2021年度のサムライ生3名の卒業式でした。平野さん、李さん、ケビンさんの卒業を共に祝い、また他の参加者より、この12ヶ月間の学びについての発表を聞くことができ、大変感激しました。これからも主が、聖書を教えるサーバントリーダーとして用いてくださることを信じています。卒業生を送り出す喜びと同時に、1年間海外からリモートでディレクターの働きをしていた私が、ようやく入国出来たことも大きな喜びでした。私が東京に来るまでの間、重責を担って下さった端野陽子さん、倉智崇司さんを主に心から感謝しています。

卒業式の数日後には新入生を迎え、新年度をスタートする事が出来たことを嬉しく思います。参加者の一人、山本晃太郎さんは、Samurai Projectsへ参加するために東京へ引越して来られ、彼のインターン受け入れ先としてグレイスシティーチャーチを紹介出来た事は、大きな恵みでした。 

また、名倉真理さんは、Acts 29に所属する新しい開拓教会であるSoma Church Tokyo で野口牧師からトレーニングを受けつつ、Samurai Projectsに加わりました。さらに今年は、2名の牧師夫人、小倉 淑子さん(ブレッド・オブ・ライフ・チャーチ)と壁谷いずみさん(グレースハーバーチャーチのスタッフの奥様)もお迎えする事が出来ました。今後、主がどのように彼らを用いて下さるか、大いに期待しています。

今学期初めは、「聖書釈義の原則」を学ぶ授業を多く設けました。聖書に書かれている内容だけでなく、著者がなぜ当時それを書いたのかを理解した上で、その箇所から神様が現代の私たちに何を語っておられるのかを考え、それを忠実に、明確に教えることの大切さを学んでいます。今年は、説教演習の授業を取り入れ、ピリピ人への手紙をゆっくりと読み進めています。サムライ生たちは、複数回に分けて短い説教を行い、フィードバックを受ける機会を持ちます。また、子供ミニストリーを専門に行う方々を講師として迎え、忠実で、恵み中心の子供の働きについて考えることができるのも嬉しく思います。ここでも、サムライ生たちは子供向けのクラスを発表し、フィードバックを受ける機会が与えられています。

また、外部講師をお招きし、説教の重要性や、聖書のみ言葉と啓示についての神学についてのお話を聞ける機会も与えられたことは素晴らしい恵みです。そして、CBS(Christ Bible Seminaryキリスト聖書神学校)とのパートナーシップの一環で、同団体のギャリー・ワタナベ氏をお迎えし、「サンシップ(子なる神)」について教えていただく授業も予定しており、こちらも大変楽しみにしております。

また、授業以外のところでも、サムライ生たちは各所属教会で経験豊かな教会リーダーによる訓練を受けており、このためにもお祈り頂ければ幸いです。また、次世代の聖書を教えるサーバントリーダーを育成することに情熱を持つ他の多くの牧師や教会との提携強化を模索しながら、この働きをどのように拡大していくか、良い話し合いができるように、引き続きお祈り頂けますと幸いです。


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