2021年春号ニュースレター②

変わることのない神の働き

Samurai Projects 研究者
原田元道

「侍プロジェクト!?面白いネーミングだな…」それがSamurai Projects (SPs)という名前を初めて聞いたときの私の感想でした。そんな私が「Samurai Projects研究者」という大層な肩書で東京丸の内パートナーシップ(TMP)の働きに加わったのが2020年1月。それから1年余りが経とうとする中、SPsの方向性が固まり、その中核をなす「牧師見習い制度」が2021年4月から始まろうとしています。

「やり残したことはないか?」と聞かれると、「なくはない」というのが正直な答えです。が、しかし、そこは(いつものことですが)私個人の思いをはるかに超えた神様の思いが確実になされていくことを信じ、神様の働きに期待しています。事実、この神様の働きに対する期待・信頼は、私がSPsの研究開発に携わる中でより一層強固なものとなりました。というのは、SPsの研究開発にあたって数多くの方々にご協力いただきましたが、神様は確かにその一人一人の人生を通して御自身の計画を成し遂げようとされておられると感じることができたからです。

神様は(TMPの中だけでなく)世界中どこにおいても変わることなく働いておられます。そんな神様を「父」と仰ぐ神の家族が、キリスト・イエスを頭とした一つのからだとして、御霊による一致を保ちながら神様の栄光のために生きる…TMPでの働きを介して出会った人々が、立場や働きは異なるものの、同じ神様の栄光のために生きようとする姿を見るにつけ、その真理の一端を垣間見ることができたような気がします(これもまた神様の働きです)。

個人的には2021年3月末でTMPでの働きを止め、教会での働きに専念することになります。しかし、どこで何をするにしても、同じ神の家族の一員として、変わることのない神様の働きに期待して歩み続けたいと思います。全ての栄光が私たちの主にありますように。